キャンプなどによく行く人なら、テントの中に銀マットを敷いているかと思います。
また、車中泊なんかでも、寒い時期なら寝床として、銀マットを利用している人も多いのではないでしょうか。
この銀マット(アルミシート)、今や100円均一ショップなんかでもてにはいりますし(ペラペラですが・・)、いざという時の防災グッズとしても知られていますよね。
でも、こんな疑問をもったことないでしょうか、「このアルミ面は、表にするべきか裏にするべきか、いったいどっち?」といった疑問です。
なんとなく銀面(アルミ面)を表にして使っている人が多いように感じますが、これって正解はあるんでしょうか?
なにげに使っていた銀マット、なんだか気になってきたので、表裏の正解はあるのか?をちょっと調べてみることにしました。
※ここから書く内容は、ググった結果、筆者がこうだと思った内容を記載していますので、信憑性については?ですので、気になったかたは、さらに調べてみてください。
そもそもなぜアルミなのか?
銀マットの、キラキラ面はアルミが蒸着されている部分になりますが、これの表裏の前に、そもそもなぜアルミが採用されているのか?という疑問がありますよね。
これについては、アルミ(アルミニウム)には以下のような特性があるため、銀マットにも採用されているのではないかと思います。
アルミニウムの特性
- 光や熱を反射する
- 色々な形状に加工が可能
- 単位重量あたりの強度が強い
- 腐食しにくい
- 重量が軽い
- 熱伝導率がいい
この中でも、1番目に書いた特性の「光や熱を反射する」という点が、銀マットは上下どちらの向きで使えばいいかの論点になっているように思います。
ただ、気になるのは最後に書いた特性の「熱伝導率がいい」という点なんですが、熱を反射するけど伝導率はいい??というなんだかわけがわからない特性がアルミニウムにはあるようですね。
このあたり、物理、科学などの知識が必要なんでしょうが、まぁそこは今回は置いておきましょう・・。
アルミマットは上下どっちで使っている人が多いか
たくさんのブログやサイトをググってみましたが、アルミは熱を反射するといった漠然とした考えを、みなさん持っているようで、上下どっち向きで使っている人が多かったかと言えば、アルミ面を上向きで使われている人が多いようです。
テントの床や車中泊の寝床として敷物としてしく場合には、アルミ面を上向きでということですね。
これは、アルミが赤外線(つまりは熱)を反射することから、アルミ面を上向きで使うことで、熱を反射することになり、そのため暖かくなるということですね。
でも、アルミ面を下が正解と言う人は、輻射熱や、熱伝導や、そのた色々な熱力学的な考えからそうされているようですが、その逆もまたしかり・・もうどっちが正解なのかは、筆者の頭の中でも混沌とした状態です。
保温、保冷など目的で銀マットの表裏の使い方が違う?
さて、ここまでは保温という目的でのアルミマットの使用方法をググってみていたんですが、アルミ面は熱を反射するので、暖かい方(熱を伝える方)に向ければいいということがわかりました。
(とは言え、反対の意見もあるようですが、筆者は上向きで使おうと思います。)
では、逆に保冷という観点で見た場合はどうなるでしょうか?
保冷バッグなども、アルミを使用していますが、内側がアルミだったり、外側がアルミだったりとなんだか「???」な状態のものがたくさん販売されていますよね。
これってどっちが正解なんでしょうか・・。
まぁ、これもまた色んな意見がありますが、アルミは熱を反射するということから、保冷目的であればやはりアルミ面を外(上?)向きで使うほうが、太陽光による熱を反射できるので、保冷効果がありそうですね。
保冷という言葉はまた混乱のもとになりそうですが、つまりは熱を反射して中のものを温かくさせにくくするために、アルミ面を外にしたようがよいということでしょう。
でも、保冷バッグなんかは中がアルミ面になってるのもありますよね・・なんででしょうか?
やはり結露などの問題で水が媒体となった時にうんたらかんたら・・という現象などがあるので、そういったことまで考えられているんでしょうかね。
参考にさせて頂いたサイト
https://www.nihonshinkan.co.jp/blog/2015/06/23/5
http://nissenken.or.jp/column/pdf/no45.pdf
まとめ
銀マットの表裏の使い方を調べてみた結果としましては、アルミ面は熱を反射したい方に使うほうが良いのではないかと思います。
が、当然反対の意見もありますし、どちらも納得できる意見でもありますが・・かなりややこしい物理知識がないと、どっちが正しいともいえなさそうです。
とはいえ、100円均一なんかで販売されている、あのペラペラ感まんさいのアルミシートであれば、どっちがうえでもそう大差ないのでは?なんてことも思ったりします。
使用目的や、使用場所、そして使用方法を考えつつ、アルミ面の上下を決めたほうがよさそうですね。